2015/06/26

対談『くまポン×陶芸家水谷』Part2

くまポン「本日は『アトリエくまポン』専属ポッターの水谷さんにお話を伺います」
くまポン「前回の対談(対談『くまポン×陶芸家水谷』)が懐かしいですね」

くまポン「水谷さん、お忙しいと思いますがよろしくお願いします」
水谷  「あ、よろしくお願いします」


くまポン「最近ブログの更新が遅いですね」
くまポン「お仕事が忙しいんですか?」


水谷  「忙しいと言うか、段取りが悪い毎日を過ごしていると言うか…」


くまポン「お世話になっているみちのく庵さんにも納品に行けていないようですねぇ」
くまポン「行くのサボっているんです?」


水谷  「いえ!オリジナリティが出せなくて、なかなか人前にだせないんです!」
水谷  「自分でも甘いことはわかっているんですが…」


くまポン「まぁ水谷さんが失礼極まりないと言うことはおいといてですね」
くまポン「最近なにか準備しているようですね」


水谷  「はい、小型移動式クレーン免許ですね」
熊田  「いくらはいってるかなぁ!」
犬田  「わんわん!」


くまポン「ほほぅ、一体なにをするんですか?」


水谷  「はい、実は7月に工房の引越しをします」
くまポン「なるほど、窯を移動するのにクレーン免許を取得したのですね」
熊田  「おい!レシートしかはいってねぇぞ!」
犬田  「わんわん!」

水谷  「親戚の使っていない家があるのでそこに移動しようかと」
くまポン「すごい靄だね!」


水谷  「業者さんに頼むと軽く10万円を超えるので、なるべく自分でやりたいんですよ」
くまポン「ビンボー暇なしだね!」
熊田  「レシートと小銭しかないなんて…」
犬田  「わんわん…」


くまポン「この板は何に使うんですか?」
水谷  「結婚式の引き出物でご注文いただいた、皿を作るためのものです」


水谷  「100個くらい作るので、まとまった数を準備したんですよ」
犬田  「わんわん!」
熊田  「そうだね、せめてなにかで嵩増し(かさまし)してあげよう!」


くまポン「引越し準備に、7月に現代工芸展、10月の河北工芸展があるね」
水谷  「やるしかありませんね」
熊田  「もっと詰められるよ!」
犬田  「わんわん!」


くまポン「まぁ一般の社会人はもっと働いているからね」
くまポン「お茶が呑みたいんだけど」
水谷  「すぐ準備します!」
熊田  「リッチな財布の出来上がりだね!」
犬田  「わんわん!」


解き明かされた謎
迫り来る締め切り
がんばれ水谷!
今日のおやつはふわふわロールケーキだ!




2015/06/19

インテリジェンスアニマルズ

水谷  「やった!やりましたよ!くまポンさん」
くまポン「ん?なに?」
熊田  「ふーむ、18才選挙権可決か」
犬田  「わんわん!」
くまポン「いま、民主主義とは本当に優れているのかを議論していたところなんだけど」

水谷  「ご所望していた小型移動式クレーンの資格を習得してきました」
くまポン「そう。じゃあ『アレ』の実現に一歩近づいたね、うん」
犬田  「わんわん!」
熊田  「そう、責任と負担だけを押し付けられる可能性もあるね」

熊田  「集団的自衛権と18才選挙権の関連性についてどう思うね」
犬田  「わんわん!」
くまポン「あー、逆にね~」
水谷  「これで『アレ』ができるぞ~!」

それぞれの思惑
交わらない想い…
『アレ』とは一体!?

あの板の出番はまだなのか!?
全ての物語はもうすぐ交わる!


P.S.
Yさん
ご注文のすり鉢はこれから素焼きします!

2015/06/11

テンションマックス

とりあえず板をしまう水谷
その板はなにに使うんだ!?
たぶん具体的には6月中には正体がわかるはず!

そして突然削りかすを散らかし始めた水谷!
十八番の軽い器を作る気だなぁ!!

水色のすり鉢を作って欲しいと言う注文がきたのだ!
水谷は期待に応えることができるのか!?

熊田  「すり鉢系はテンションあがるね!」
犬田  「わんわん!」
くまポン「そうだね!アレをすりつぶそうね!」

2015/06/05

丸みをおびたあなたが好き

大量に揃えた木材。

丁寧にやすりをかけていきます。

やすりがけするだけで安心感が漂う。

水谷  「ぐぁー!腕がもう限界っです~!」
熊田  「これはすぐに手術が必要ですな」
犬田  「わんわん!」
くまポン「逆に右腕の手術もアリだね!」

断面にニスを施す。

くまポン「なんで断面にニスを塗ってるの?」
熊田  (ゴロゴロ)
水谷  「断面が、、まぁ、、補強のつもりで、、、」
犬田  (ゴロゴロ)

くまポン「ねぇねぇ~ちゃんと教えて~」
水谷  「だ、断面の補強です!」
熊田  「しっかり応えて!」
水谷  「湿気に弱い合板を長持ちさせるおまじないみたいなものです!」
犬田  「わんわん!」

今回揃えたのは右の15ミリの合板。
一般的な左の12ミリの合板より3倍くらい値段が高い!
長持ちさせたいからニスを塗布したのだ。

平らな机に置くと、12ミリ合板は反っているのがわかる。
作品の精度を高めるため、必要な一手間なのだ!

くまポン「この板なにに使うの!」
水谷  「それは…」

水谷陶blogつづく!