2013/01/30

ひたすらにカップ

今日はカップ作りに励んでいました。
まずはカップ一個分の粘土を計って、粘土の玉を沢山用意しておきます。

この量の粘土の挽きも慣れてきました。

刷毛で水を補ったりして…

形作っていきます。

器と設置面の際を角ヘラで押さえます。
僕が一個挽きを気に入ったのは、器の底のラインをこのように攻めることが出来るからです。

縁はふんわり、底はびしっと決まるでしょう。

少し大きい板を用意しました。

グイーっと粘土を押しつぶして、

平べったくした粘土から伸ばしていきます。

 どんどん伸ばします。グイグイ

 底の端っこの粘土は指では捉えにくいので、小さい棒で薄くします。

上から見るとこんな感じ。
見た目より、かなり指とコテで粘土をガシッと挟み込んでます。

底の縁を少しだけ浮かせたら出来上がり!

 ちなみに指を押し付けて、

縁を段差のあるような感じにして、

そのまま仕上げると、

縁の仕上げ方で雰囲気が変わります。
左のカップの方が、釉薬が溜まったりして窯の中の変化が楽しめるでしょう。

今日の仕事です。
以前より格段に沢山作れるようになりました。
ようやく自分に合った技法を見つけられたお陰です。
……がんばる!

2013/01/28

冬眠の

工房の前の犬部屋に…

こうもりが!けっこうフカフカしてる。うりうり。
今日は土鍋の仕上げしてました。

 持ち手をつけてー、

 蓋を削ってー、

蓋の持ち手を好きな形に作ったり。

乾燥中に凍ってしますので、電気毛布を敷いて保管しておきます。
今週は素焼きします。

2013/01/27

凍てつく工房…

きらきらしてるところがあるの、わかりますか?
これ、氷の粒です。
自分のそばに置いてあったものまで凍ってしまうなんて…。

この方法を考えたときはさすがに躊躇しましたが、もうこの方法しかない程の気温です。
写真をみて自分でもないなぁ、と思いますね。

手がついた小鉢なら、熱いものでも食べやすいはず!

土鍋の蓋です。

木の板が粘土の水分を吸ってポンっとはずれます。

蓋と本体を合わせるときはどきどきします。

…おーっ、ちゃんと合いました。よかったよかった。

粘土を切り出して…、

持ち手を作ります。

この段階ではまだ着けません。
2割ほど乾燥した土鍋と、完全に湿った持ち手をこの段階でつけるとひび割れしまうことがあるからです。

新聞紙に霧吹きで湿らせて、

保湿させておいておきます。
また明日!


2013/01/25

今日は土鍋の具材を取り分ける小鉢を作ります。

板をトントンと貼り付けます。
ちなみにこの板は亀板と呼ばれているそうです。

このくらい粘土が少ないと逆に扱いづらかったりします。

僕は少ない粘土を扱ったほうが、歪みを持った器を作ることができそうです。

 一個ずつ挽くと非効率的だと思っていたけれど、自分には合っているようです。
前よりも作る量が増えました!

明日はこれに持ち手をつけます。
手器手

2013/01/24

土鍋作り

まず昨日急須の乾燥具合をチェックから。

ろくろ作業の前に欲しい道具があったので作ることにしました。
以前はこうゆう作業が苦手でしたが、だんだん手早くできるようになってきました。

こうゆう風に粘土をかませて、

ろくろを高く出来るんです。僕のろくろはかなり低いので腰を辛いんです…。

土鍋を作るときは、まず粘土をわっかにして、

トントンと板をのっけます。わっかにした粘土で接着できるんです。

まずは粘土をバシバシ叩きます!叩くことで粘土の粒子がゆるんで使いやすくなるらしいような。
ビシ!バシ!

まず筒状にします。

目的の大きさより一回り小さい筒状にしていきます。
ろくろの形はすべて筒状にしてから作るんですよ。くるくるー。

まず縁から作ります。
下を膨らませてから上を作りこもうとすると、形が歪んでしまうんです。
ろくろはだいたい上から膨らませます。

手で隠れて見えませんが、木でできたコテをあてたりして、

徐々に膨らませて出来上がりです。

このあとは疲れて撮り忘れたのでまた載せますー。